2024.02.19

顔を若返らせる方法を知りたい方必見！顔が若い特徴や老ける原因を詳しく解説！

※当記事は点滴療法研究会及び属する医師が監修した記事ではありません

年齢を重ねて顔が老けてきたなと感じる人もいるのではないでしょうか。中には顔を若返らせたいと思う人もいます。そもそも老けて見える原因は、何があるのでしょうか。

そこでこの記事では、顔を若く見せるポイントや老けて見える原因などについて詳しく解説します。顔を若く見せたい、適切なケア方法を知りたいと思う人は、ぜひ最後までお読みください。

顔を若く見せるためには？

顔を若く見せるためのポイントは、以下の5つです。

目の下のクマ
シミ
ほうれい線
シワ
肌の乾燥

特に目の下のクマやシミなどは老けて見える原因になります。それぞれのポイントについて、詳しくみていきましょう。

目の下のクマ

目元はよくみられるため、目の下にクマがあると顔は老けてみられます。また、目元がどんよりくすんで見えることで、疲れている印象を与えてしまい相手に余計な心配をさせてしまうでしょう。

クマができる主な原因は、以下のとおりです。

血行不良
紫外線
加齢

クマは種類によってするべき対策が違うので、自分の種類をしっかりと確認しておきましょう。睡眠をしっかり取ることや目の周りを軽くマッサージすることで、改善や予防に繋がります。

シミ

顔にシミがあると顔全体が黒ずんで見えたり血色が悪く見えたりするため、老け顔にみられがちです。顔の一部にシミがあるだけで、老け顔にみられてしまいます。シミの主な原因は、紫外線と日常生活の刺激です。

シミは突然現れたように感じますが、長い時間をかけて蓄積されてできます。普段からの紫外線対策を心がけておきましょう。

ほうれい線

ほうれい線ができることで、顔が老けて見えてしまいます。ほうれい線が目立たない人は、幾つになっても若くみられます。ほうれい線はメイクで隠すのが難しいので、悩んでいる方も多いでしょう。ほうれい線ができる原因は、以下のとおりです。

頬のたるみ
肌の乾燥
姿勢の悪さ
表情筋の衰え

表情筋の筋力を鍛えることで、顔に肉がつきにくくなりたるみを改善できます。また、下をむきがちの方は、重力によって頬がたるむのでほうれい線ができてしまいます。普段の姿勢から見直して改善していきましょう。

シワ

顔のシワがないと若くみられます。シワは、表情のクセでもできてしまうので、日頃から意識しておきたいところsです。シワができやすいのは、以下のような箇所です。

額
眉間
目の周り
口元
首

加齢とともに肌の潤いや弾力がなくなり、シワはできやすくなります。日頃からの保湿や眉間にシワを寄せないなど表情を意識することが大切です。同じ年齢でもシワがあるとないとでは年齢のみられ方が変わります。

肌の乾燥

肌が乾燥してハリやみずみずしさがないと老け顔に見えてしまいます。顔が若く見える人は、何もしていなくても潤いやハリを感じられるのが特徴です。肌の乾燥の原因は以下のとおりです。

加齢による保湿力の低下
紫外線によるダメージ
エアコンの風

肌の乾燥を防ぐには、毎日の保湿が大切です。毎日朝と夜洗顔後に保湿を徹底していきましょう。また、保湿をすることでシワやほうれい線などの老けて見える原因の対策にもなります。

顔が老ける原因は？

顔が老ける原因として、以下の6つが考えられます。

顔骨の老化
表情があまり変わらない
保湿が足りない
紫外線を浴びすぎている
食生活が悪い
ストレスがたまっている

日頃から意識することで、顔の老けを予防・改善できるので意識していきましょう。

顔骨の老化

顔が老ける原因の1つが、顔骨の老化です。顔骨の老化を遅らせられれば、顔の老けを抑えることができます。

骨の老化とは、骨密度が減り骨粗鬆症になりやすくなることです。骨粗鬆症は、体だけなく、顔でも起こります。顔の方が体よりも早く骨密度が低下します。

また、骨の密度と女性ホルモンは関係性が高いため、女性ホルモンが減り始めると骨密度も減るのが特徴です。

表情があまり変わらない

表情が豊かな人は、いきいきとした印象があります。しかし、表情があまり変わらないと、元気がないようにも見えて老けてみられがちです。

また、眉間にできるシワは普通であれば元に戻りますが、戻る力がなくなるとそのまま残ってシワになってしまいます。普段から眉間を寄せるクセがある方は、恐く見えたり老けて見えたりするので意識してなくすように心がけましょう。

保湿が足りない

年齢とともに肌の潤いは、減少していきます。そのため、十分に保湿することが重要です。肌が水分不足になると、肌トラブルが発生して老けて見えることもあります。

表皮は紫外線のダメージから守ってくれるバリア機能の役割があります。しかし、肌が乾燥すると、バリア機能が十分に機能しなくなり、ダメージが蓄積してシミなどができてしまいます。

紫外線を浴びすぎている

紫外線を浴びると、シミの元となるメラニン色素が生成されます。一般的にターンオーバーでメラニン色素を排出されるのでシミになりません。しかし、メラニン色素が生成されすぎると、排出が間に合わず蓄積されシミとなります。

また、紫外線は肌のハリに大切なコラーゲンやエラスチンなどを破壊してしまいます。肌の老化は8割が紫外線によるダメージです。日頃から日焼け止めや、UVカット効果のあるファンデーションを利用して対策しましょう。

参考：仙台西多賀病院

食生活が悪い

食生活が悪いと体の酸化や糖化が進みます。それが結果として肌トラブルを起こしてしまうのです。

食生活は肌トラブルに直結するので、バランスよく食べることも大切です。また、食べる順番なども変えることで予防につながります。

ストレスがたまっている

ストレスがたまると顔が疲れているように見え、老けてみられがちです。ストレスがかかると老化の元である活性酸素が生成され、肌にもダメージを与えてしまいます。

ストレスは知らないうちにたまるので、定期的にストレスを発散しておきましょう。ストレス発散は人によって変わるため、自分に合った方法を見つけておくのがおすすめです。

顔を若返りさせるための方法

顔を若返りさせるための方法について見ていきましょう。今日から実践できることがあるので、この記事を読んで今日から始めてみましょう。

表情筋を動かす

顔が老けて見えるのは、表情筋の筋力が落ちてたるんでいることが原因です。ほうれい線とたるきにきく表情筋のエクササイズを見ていきましょう。

ほうれい線

ほうれい線に効くエクササイズのやり方は、以下のとおりです。

口を縦に大きく開く
くちびるを前に突き出し5秒キープ
くちびるを巻き込んで見えなくして5秒キープ
ゆっくりと戻す
1〜4を3回繰り返す

毎日朝晩繰り返すことで、ほうれい線の改善効果が期待できます。普段から口呼吸をしていると、くちびる周りの筋肉がゆるみ、ほうれい線の原因となります。

くちびる周りの筋肉を意識的に動かしたり、鼻呼吸を意識したりすることで、ほうれい線を目立たなくさせることが可能です。

顔のたるみ

顔のたるみに効くエクササイズのやり方は、以下のとおりです。

口を尖らせて頬をすぼませ5秒キープ
ゆっくりと空気を入れて頬を膨らませる
5秒キープした後に元に戻す
1〜3を3回繰り返す

表情筋の一部である頬金を鍛えることで、頬に肉がつきにくくなりたるみの改善に繋がります。ほうれい線のエクササイズとセットで、毎日朝晩継続して行いましょう。

マッサージを行う

顔の若返りには、マッサージも効果的です。ここでは、4つの方法を紹介するので、エクササイズとあわせて行いましょう。ただし、肌の摩擦がシワやたるみの原因になることもあるので注意しましょう。

側頭部じんわり押し

側頭部じんわり押しのやり方は、以下のとおりです。

こめかみ部分に手を当てる
ゴールデンポイントに向けて30秒押す

ゴールデンポイントとは、頭のセンターラインとあご先から耳の最も高い部分尾延長線が交わる箇所です。

強く押してしまうと、こりの悪化や痛みの増加につながります。ゆっくりじんわりと圧をかけていきましょう。

エラ肉削り

エラ肉削りのやり方は、以下のとおりです。

人差し指と中指を下あご骨のエラ付近に差し込む
あごのラインを30秒ほどほぐす

これは、あごを閉じる時に働き内側翼突筋をほぐします。指が入らないほどガチガチに固まっている人がいます。マッサージ後の硬さを比べてみましょう。

小指刺し

小指さしのやり方は、以下のとおりです。

小指を頬ぼねの奥に差し込む
そのまま口を開け閉めする
30秒ほど続ける

エラ削りとは反対に、口を開く時に働く外側翼突筋をほぐします。強く推す必要はなく、口を開けたときに指が入り、閉じると押し戻されるくらいの強さで十分です。

頰押し

頬押しのやり方は、以下のとおりです。

頬に手のひらを当てる
軽く食いしばるように口を開け閉め
30秒ほど続ける

あごを閉じるときに働く咬筋をほぐしていくマッサージです。手のひらで壁を作ることで、筋肉がリラックスします。また、100％の力で食いしばるのではなく、半分くらいの力で口を開け閉めしていきましょう。

保湿をしっかりと行う

スキンケアの中でも最も大切なのは、保湿です。肌の乾燥が続くと顔が老けて見えるため、保湿を行い、潤いのある肌にしていく必要があります。また、1日1回でなく、朝と夜丁寧にスキンケアを行いましょう。

特に知られている保湿成分は「セラミド」です。肌の上には水分と油分がバランスよく配合しており、細胞同士の隙間をセラミドなどが埋めることで、ダメージに強い肌になります。また、化粧水や乳液などを分けるのがめんどくさい方は、オールインワン美容液がおすすめです。忙しくて時間がない方でも、1つの商品で化粧水から乳液、パックなどの役割をになってくれます。

エクソソームのダーマペン施術を受ける

ダーマペンとは、髪の毛よりも細い超極細針を利用して、表面に小さな穴を開けて肌の回復力を高める方法です。さらに、エクソソームを加えることで、細胞同士の情報交換の役割をになっており、体内で必要な物質の働きを促せます。

ダーマペンは、治療時間が短く、ダウンタイムも短いため、時間がない方や顔が大切な仕事をしている方も気軽に受けられます。エクソソームのダーマペン治療についてさらに詳しく知りたいという方はエクソソームのダーマペン治療の記事をご覧ください。

紫外線対策をする

紫外線を浴びることで、メラニン色素が肌に蓄積してシミなどの原因になります。そのため、徹底した紫外線対策が必要です。日焼け止めやUVカット効果のあるファンデーションを活用して徹底して紫外線対策をしましょう。

また、日傘や帽子などを活用することも紫外線対策になります。さらに、紫外線は夏や晴れの日だけでなく、冬でも雨でも関係なく地表に届きます。毎日対策をしておきましょう。

顔を若返らせる生活習慣

「顔を若返らせたい」と思う方は生活習慣から見直す必要があります。見直すべき3つの生活習慣についてそれぞれ解説していくので、確認していきましょう。

食生活を改善する

若返りたいのであれば、適当に食事をしてはいけません。若返りに効果的な食べ物は、以下のとおりです。

野菜、果物
青魚、肉類
オリーブオイル
ナッツ類

上記の食べ物には、ビタミンやコエンザイムQ10、ポリフェノールなど抗酸化作用がある物質が含まれています。そのため、糖化や酸化を防いでくれ、老け見えの予防になります。

普段の食事から、栄養バランスがよい食事を心がけましょう。特にビタミンが多く含まれている食べ物を摂取するのがおすすめです。

参考：日本女子大学健康サポートグループ

睡眠の質を上げる

睡眠の質と若い肌には、深い関係があります。人は寝ている時に、成長ホルモンを分泌します。その成長ホルモンが線維芽細胞の働きを活性化させ、コラーゲンやエラスチンの生成を促進したり、メラニンを排出してシミの改善をしたりします。

もちろん、睡眠時間を確保するのも大切です。睡眠時間にくわえ、寝る前30分はスマホを見ないことや1時間前にお風呂に入るなどして、睡眠の質を向上させましょう。

参考：第45回日本香粧品学会（2020）・シンポジウム「皮膚，体，食事，睡眠を知り，美しく年を重ねる」

ストレスを定期的に発散する

ほとんどの人が気づかないうちに、仕事やプライベートでストレスがたまってしまいます。ストレスがたまると、老化の元である過酸化酸素が増えるため、定期的にストレスを発散させましょう。また、ストレスがたまりにくい環境を作ることも大切です。

ストレス発散方法は人によって違いますが、以下のようなものがあります。

カラオケで思いっきり歌う
体を動かす
好きなものを食べる

自分に合った方法で、ストレス発散をしてため込まないようにしましょう。

まとめ

この記事では、顔が若く見えるポイントや老けて見える原因について解説しました。顔の若返りには、紫外線予防や肌の保湿が大切です。

日頃から意識して表情筋を鍛えたり、食生活を改善したりすることで、ハリのある肌へと導いて行けるでしょう。